【準備編】.NET6.0でAWS Lambda開発

.NET6.0をRuntimeとしてAWS Lambdaを開発するための基本的な手順と参照するリファレンスについて記載します。 このページでは事前準備としてSDKのインストール等を行います。

.NET6.0 SDK Install

以下のサイトから.NET6のSDKを入手します。
https://dotnet.microsoft.com/en-us/download

.NET SDKのダウンロードページ ※本記事時点ではv6.0.300が最新

Downloadしたインストーラーの指示に従ってインストールしてください。

インストールされている.NETのバージョンは以下のコマンドで確認できます。

dotnet --list-sdks

管理者権限がない場合
上記SDK Downloadページ内の「ALL .NET 6.0 downloads」のリンクをクリックしてください。
スクリプトの入手

PowerShellのリンクをクリックしてScriptをダウンロードします。
スクリプトのダウンロード

ダウンロードしたps1ファイルを右クリックして「PowerShellで実行」でインストールできます。
※もしそれでもダメな場合はBinariesのzipをダウンロードして展開し、展開したフォルダに対する環境変数として「Path」を設定してください。

Lambda Template Install

.NETのアプリケーションを作成するときはコマンドラインでdotnet new <テンプレート名>を実行します。
ですが、初期状態ではLambdaを開発するためのテンプレートが入っていません。
次のコマンドでテンプレートをインストールしてください。

dotnet new -i Amazon.Lambda.Templates

VSCode Extention Install

VSCodeでC#の開発をする場合はC#用の拡張機能をInstallしておいてください。 C#拡張機能

AWS ToolkitをInstallしておくとVSCodeから簡単にLambdaを実行できます。
AWSToolkit拡張機能

Lambda Tools Install

開発したLambdaをローカルでテストしたり、デプロイするためのツールをインストールします。

# dotnet tool install -g Amazon.Lambda.Tools-6.0
# 2022-06-05更新
dotnet tool install -g Amazon.Lambda.Tools

AWS CLI Install

開発したLambdaのデプロイを行うために必要です。
AWS CLIが無くてもデプロイはできますが、ビルドしたファイルをS3にアップロードしてLambdaへ適用する手順で非常に手間なのでCLIの利用をおすすめします。

以下のURLからMSIがダウンロードできます。
https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.msi
※管理者権限が必要です。

以上

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